1、ポルトガル語学習の心得
ポルトガル語は大変難しい言語として知られていますが、学ぶのに特別な能力が必要かというとそうではありません。誰でも正しい方法に沿ってやれば習得することは可能です。
ポルトガル語に限らず、語学の習得には勉強>実践>復習>そしてまた実践のプロセスを何度も繰り返していくことが必要不可欠です。つまり最も大切なのは実際に使ってみることです。
実際に使うときになって多くの人の弊害になるのが日本人特有の羞恥心じゃないでしょうか。外国語を話すのは自信がない。ちゃんと発音できているかどうか分からなくて恥かしい。
通じなかったときの相手の反応が怖い。などといった抵抗を持っていると、いつまで経っても上達しません。
そんなときは「外国語なんだからできなくて当たり前」、「私がポルトガル語を話せないように、ブラジル人も日本語が話せないんだから同じこと」、「私はアルファベットは読めるけど、ブラジル人はひらがなすら読めないんだから私のほうがまだまし」などどんな理由でもいいので、開き直る姿勢を持つことからスタートしていきましょう。
ブラジル人も日本人のあなたに完璧なポルトガル語を求めていませんし、片言でもポルトガル語を一生懸命話そうとするあなたの姿勢にきっと好意を持って接してくれるはずです。まずは少しずつでもポルトガル語を実践する勇気を身につけていきましょう。
2、ポルトガル語の正しい勉強方法
語学にはそれこそ無数の勉強方法があります。そのうちのどれが正解でどれが間違っているというのはありません。
人それぞれ自分に合ったやり方で勉強やるのが一番です。それでもなにから始めたらいいのか分からないという人は、まずフレーズを丸暗記することをおススメします。
日本ではまず文法から入るのが主流です。文法は確かに大切な要素ですが、最初にそこにこだわると、多くの人が馴染みのない複雑な専門用語や文体に退屈し、途中で挫折してしまうマイナスの側面があります。
こういった状況に陥らないためにまずは必要な単語、フレーズだけを覚えていき、実際に使ってみることです。
それによって自然とポルトガル語を話すことに対する抵抗もなくなると同時に相手に自分の言いたいことが伝わる楽しさを実感できるようになるからです。
3、ポルトガル語を実際に使うには
ブラジルのポルトガル語を実践する最良の方法はブラジルに行くことです。ブラジルではそれこそ24時間どこにいてもポルトガルを使うチャンスが転がっているからです。
といってもこの教材を手にした多くの人が日本で普通に生活し、なかなかブラジルに行く機会はないはずです。そんな場合は自分から積極的にブラジル人のいる場所に出向いていく努力をしましょう。
サンバ、カポエラ、ブラジリアン柔術、ラテン系ナイトクラブ、語学学校、ブラジル料理店、ブラジル食材店などに行く習慣を付ければ、日本でもポルトガル語を使うことは十分に可能です。また、ブラジル人が多く住むブラジリアンタウンに遊びに行くのもいいでしょう。
ブラジル人人口の多い都市
群馬県
- 太田市
- 大泉町
静岡県
- 浜松市
愛知県
- 小牧市
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- 名古屋市
- 九番団地
- 豊橋市
- 豊田市
- 保見団地
岐阜県
- 美濃加茂市
- 可児市
- 大垣市
三重県
- 鈴鹿市
さらに深くまでブラジル人コミュニティーの中に踏み込みたいという人はブラジル人が多く働く職場で仕事をするという選択肢もあります。
ブラジル人の中には日本語がまったく話せない人も多いので、一緒に働くことでポルトガル語を使わなくてはならない状況になるはずです。ブラジル人の多い職場で働きたい人は派遣会社などで仕事を探してみるといいです。
4、ポル語る・メンバーズサイトの使い方
ここでは実際に使えるポルトガル語のフレーズを基本、旅行、生活、プライベートに分けて紹介しています。 また、こんな表現はポルトガル語でなんて言ったらいいの? といった質問ありましたら、コンタクトフォームからお問い合わせください。